東京オリンピック2020|ブリヂストン2017レーシングチームの体制発表

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東京オリンピック・パラリンピック2020に向けて|勝利を目指す新体制へ

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2月2日東京・新宿にてブリヂストンサイクルから、2020東京オリンピックのメダル獲得を目標に、2017年のレーシングチーム及びサポート選手の体制発表が行われました。

 

ブリヂストンサイクル自転車競技部は、1964年に開催された東京オリンピックの際に、創設された自転車競技部で創設から54年目を迎えました。

 

母体のブリヂストン アンカー サイクリングチームのみならず、トライアスリート、パラリンピックを目指すアスリート、若手有望株の発掘・育成などの幅広いサポートが結実、ロード・トラック・MTBといった複数部門を抱える総合自転車競技チームとして、2016年過去最高の戦績を残しています。

 

2016年チーム及びサポート選手の実績

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メダルへの全社一丸の姿勢を熱く語ってくれた、ブリヂストンサイクル株式会社 代表取締役社長 関口 匡一 氏。

・全日本ロード選手権 1位(初山選手)、2位(西薗選手)

・全日本タイムトライアル優勝(西薗選手)

・全日本シクロクロス優勝(沢田選手)

・全日本MTB 選手権2位(平野選手)

・Coupe du Japon MTB年間シリーズチャンピオン獲得(沢田選手)

・女子トライアスロン世界ランキング年間3位(上田選手)

 

 

ブリヂストン アンカー サイクリングチーム2017|メンバー紹介【ロードレース部門】

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初山 翔 1988.8.17.生 175cm/59kg  戦績 2016 全日本ロード優勝

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西薗 良太 1987.9.1.生 170cm/62kg   戦績 2016全日本ロードTT優勝、2016全日本ロードレース2位

一方、2016年まで、初山・西薗両選手とともにチームを牽引してきた内間選手が、UCIプロコンチネンタルチームである『NIPPO・ヴィーニファンティーニ』に移籍しました。彼の活躍は、オリンピック出場枠に直結するので、ロードレースファンにとっては期待が増します。

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2017 アンカーロードチームの面々。右端が水谷監督。ロードとTTのチャンピオンマシンとともに。

 

ブリヂストン アンカー サイクリングチーム2017|期待の新戦力

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石橋 学 1992.11.30.生 177cm/68kg  戦績 2014 全日本U23ロードTT優勝、2015 Giro de Italia出場

まずは、2015ジロ出場経験のある石橋選手です。今、世界で活躍している別府史之選手はアンカー出身、新城幸也選手は関係の深いエキップアサダ出身であることからも、若手の育成と発掘には実績のあるこのチーム。2017年も期待の期待と実績のある若手がチームに加入してきました。

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堀 孝明  1992.7.1.生  175cm/56kg   戦歴 2016 チャレンジロード優勝  2016 JapanCup 山岳賞

そして伸び代のある、宇都宮ブリッツェンから移籍の堀選手。堀選手は、世界を見据えての移籍選択となりました。この二人の活躍が、エースのサポートに繋がり今シーズンのチームの行方と、2020東京オリンピックの命運を握っているのではないでしょうか?

 

ブリヂストン アンカー サイクリングチーム2017|盤石の押さえ

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2010 Giro de Italia 17th 1級山岳の頂上ゴール後、力尽きてモニエは倒れ込む。新城も逃げに乗っていたが、チェーントラブル。自力でチェーン嵌めて13位フィニッシュ。新城の5thステージに続く逃げと、脱落してから駆け上がってきた根性に、あのチッポリーニが大絶賛してましたね。

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MONIER Damien (FRA)   1982.8.27.生  188cm/77kg  戦歴 2009 JapanCup2位 2010 Giro17ステージ優勝 2016 ツールドクアドループ総合優勝

フランスからやってきた、ダミアン・モニエ選手。ダミアン・モニエ選手は、2010年のジロ17ステージ、1級山岳の頂上ゴールを逃げ切った選手でもあります。2010年のGiroと言えば、シモーニの引退、Giro初出場の新城の第5ステージでの大逃げ3位表彰台、『あのジャポネーゼは誰だ?!』と騒然とした年にもなりました。(総合は大逆転でバッソがGiro2勝目達成)

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日本王者の下半身:右から、鈴木(龍)、初山、西薗の各選手。バランスのとれたイイ脚してます。ちなみに鈴木選手は、全日本のブリヂストンのワン・ツーにアシストとして貢献しながら、自らも一桁フィニッシュという大活躍。膝廻りの筋肉がうらやましいです。

 

 

ブリヂストン アンカー サイクリングチーム2017|活性化が期待されるMTBチーム

今年、大化けしそうな選手として期待される沢田選手、もうすでに化けているとの声もありますが…。

2016シーズン直前、エリート1年目にして、全日本シクロを獲ること宣言していた彼は、こともなげに成し遂げました。

 

 

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沢田 時 1994.1.12.生 174cm/62kg  戦歴 2016 z全日本シクロクロス優勝 2016 Coup de japon年間シリーズチャンピオン

『小僧が、大口叩いて、自らにプレッシャーをかけ、自分のモチベーションを上げる』というよりも、そのための準備をし、シーズンに入る前から勝てる確信があったと思われます。 

レース周回中、誰よりも余裕があり、当然、自分も周囲も見えていました。

観客の視線、雰囲気からライバルの消耗度合まで推し量っていたそうです。

決して、廻りが弱かった、もしくは準備不足だったわけではないのですが、このレースでは、頭1つ2つ抜けていることは間違いありませんでしたね。

今シーズンからは、MTBでもエリートクラスに初参戦。

今回の全日本シクロでは、悪路での走破ポテンシャルもベテランに負けず劣らず、テクニックも一流であることを証明しています。

昨年アジア8連覇、全日本8勝を達成したXCの絶対王者・山本 幸平 選手との一騎打ちが待っています。

そして3年後には、ロードとMTBでオリンピックにWエントリーなどという夢を抱かせてくれる選手です。

 

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平野 星矢  1987.5.15.生 171cm/58kg  戦歴 2016 全日本MTB選手権2位 2015 Coup de japon年間シリーズチャンピオン

そして、MTBチームのもう一人は、ベテランの域に達した、平野選手。そのレース運びも、選手としてのポジションも、着実にマイペースで淡々とこなす職人気質な選手なのですが、山本 幸平という大きな壁をブチ破れません。今回の全日本でも、いつの間にか幸平選手に40秒差まで詰め寄りおましたが、最後突き放されて、1分24秒差の2位。エターナルセカンドで終わらないためにも、沢田選手と協力して打倒・幸平を果たし、男を上げてほしいものです。

 

ブリヂストン アンカー サイクリングチーム2017|新体制について

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2016全日本王者の3選手。左からTT・西薗選手、ロード・初山選手、シクロ・沢田選手。今シーズンもこの3人を中心に国内のレース界が廻っていくことは間違いない。

2017年ブリヂストンアンカー サイクリングチームが、3年後のオリンピックの表彰台に届くか、この1年に掛かっていると言えるでしょう。非常に期待できる発表でした!