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しまなみ海道の島ライド|アドベンチャーポタリング
2週間振りのサイクリングは、来島海峡(くるしまかいきょう)に浮かぶ小島(おしま)へ。
探検ライドが得意な「すなっち観光」の一員として行ってきました。
※すなっちさんは、ヨーロッパで人気のクロスカントリーモータースポーツのトライアルを27年間やられ、普段はescapeとオルベア号に乗っています。今回は二輪車大好きなすなっちさんに、来島海峡に浮かぶ小島を案内していただきました。
この日のスタートは北条の某所を7時半に出発。
この時期は暗くて寒くて、走り出すまでに勇気がいりましたが意を決して走り出すと、、、ほどなくしてカラダが温まりました。これから、波止浜港をめざします。
今回訪れる小島は、来島海峡に浮かぶ島で、日清戦争から日露戦争の時代に作られた「芸予要塞」がある場所だとか。港でこんなのぼりも発見。※芸予要塞(げいよようさい)とは、瀬戸内海の忠海海峡と来島海峡の線に設置された大日本帝国陸軍の要塞である。1897年(明治30年)3月に建設が開始された。-wiki参照-
今治は造船の町なので、あちこちでこの風景が見られます。
小島はしまなみ海道で繋がった島ではないので、波止浜港から小さなフェリーで渡ります。(所要時間は10分程)
実は波止浜港に来たのは、初めてなので、どんなライドになるか楽しみです。
自転車を積むのは台数制限があるということで、ドキドキしていましたが、どうやら自転車を持って乗り込むのは私たちだけのようでした!

フェリーにはこんな感じで載せます。
この日は天気もよく、初めて向かう島にわくわくしながら外の景色を楽しんでいましたが、あまりにも寒くて早々に客室に引っ込んでしまいました(笑)

フェリーからは来島海峡大橋が見えます。

潮流体験ができる観光船も。
小島(おしま)探検ポタリングスタート
フェリーからもよく見えていた「28cm榴弾砲」。これは、NHKで放送されたドラマ『坂の上の雲』の撮影のために作られたレプリカで、撮影後に寄贈されたものだそうです。
小島砲台の歴史。
早速自転車に乗ってスタート。
最初に発電所跡と南部砲台跡を目指します。
散歩コースになっているので、基本的にはコンクリート舗装ですが、所々グラベル(未舗装路)もありますので、注意しながら走行しました。
建造物がきれいに残っていたのに驚きました。
弾薬庫跡に続く道は、落ち葉がきれいでした。
続いて、中部砲台跡周辺へ。
こちらは展望台があります。
急角度の階段を上らないといけないので、自転車は下においてのぼります。
歩きやすいSPDシューズでよかったです。
高所恐怖症なんですが、どうしても上からの景色が見たくて頑張ってあがりました。
頂上まであがると、指令塔跡がありました。
そして振り返ると、目の前には来島海峡の素晴らしい景色でした。
周りを見渡すと、波止浜の造船所もよく見えます。
続いては、北部砲台跡周辺へ向かいます。
北部砲台跡周辺に到着。
こちらも趣があります。
展望台もありましたが、手すりがない階段だったので私は断念しました。
中部砲台跡の展望台からの景色の方が良いとすなっちさんがおしゃっていました。
一通り巡ったので、コースに沿って海岸道路に出ることに。
少し下ると、まさかの階段になってました。
自転車に乗って降りることは断念し、押して担いで進みました。
船員さんが自転車で回れないよと言っていたのは、こういう事だったみたいです(笑)
そして海岸道路に出ると、景色がバッと開けて驚きました。
自転車を押したり・・・
笹の群生をくぐったり・・・
なかなかのアドベンチャーでした。
なんとか自転車が乗れるところまで出てきました。
やっと無事港まで出てこれました。
周囲3kmの小さな島ですが、なかなか楽しい体験が出来ました。
島にはお店が無いので、お昼ごはんを食べるために島で波止浜港へ戻ります。
行きに船員さんから「港で待ってたら、ちゃんと拾うからね」と言われたので、早めに待機してました。
名物女将の焼くモダン焼きを食べに
約10分で波止浜港に到着。
次は、お昼ごはんを食べるために、今治市内を目指します。
今日は「お好み焼き昌万」。 看板女将のミーコちゃんが有名です。
しまなみサイクルオアシスにもなっているので、サイクルスタンドも完備。サイクリストに優しいお店です。
モダン焼き(750円)をいただきます。
久々に食べましたが、ボリューム満点で美味しかったです。
食べたのを見計らってコーヒーをサービスをしていただきました!至れり尽くせりでした。
昌万お好み焼き
営業時間:11:00~15:00 17:00~20:00
定休日:火曜日
電話番号:0898-25-1780
探検ポタリング|来島海峡に浮かぶ小島(おしま)のまとめ
・今回行った「小島」は、島に自販機はありますがお店がありません。最低限の補給食を持っていくことをおすすめします。また、自転車を置いて歩き回ることが多いので、歩く用のシューズをリュック等に入れておくと便利です。
・島に渡るフェリーは小型のため、自転車を乗せられる台数も限られています。大人数で行く場合は注意が必要です。波止浜~来島~小島~馬島フェリーの時刻表
・サイクルオアシスは今治を中心にたくさん整備されているので、ぜひサイトをチェックして活用してください。サイクルスタンドだけでなく、空気入れも整備されていたり、給水やトイレ利用もOKなので便利です。サイクルオアシスについて
・しまなみ海道といえば、橋で繋がっている島がフューチャーされることが多いですが、周辺の島にも魅力的な場所がまだまだありそうです。SHIMAP(しまなみ海道観光マップ)