目次
- 1 目次
- 2 お財布に余裕がないならコスパを重視!
- 3 FORAY(フォレイ) ブランド:GIRO(ジロ)
- 4 その他のGIROおすすめモデル
- 5 FIGO(フィーゴ) ブランド:Kabuto(カブト)
- 6 A.I.(アンチ-インセクト)ネット
- 7 クラニウムロック-8
- 8 FIGO LADIES(フィーゴ レディース)
- 9 CHAMONIX(シャモニー) ブランド:SPECIALIED(スペシャライズド)
- 10 TONIC(トニック) ブランド:LAZER(レーザー)
- 11 TEMPO(テンポ) ブランド:BELL(ベル)
- 12 DRAFT(ドラフト)
- 13 番外編:街乗りに最適。オシャレなアーバンヘルメット
- 14 ASPECT(アスペクト) ブランド:GIRO
- 15 デザインも安全性もコスパも大事
- 16 BJnetではこんな活動を行っています!
目次
- FORAY : (GIRO)
- FIGO / FIGO LADIES : (KABUTO)
- CHAMONIX : (SPECIALIZED)
- TONIC : (LAZER)
- TEMPO / DRAFT : (BELL)
- 番外編
お財布に余裕がないならコスパを重視!
ロードバイクを初めて購入した人だと、自転車本体だけのお金で予算を想定していることが多いのではないでしょうか。しかし、意外とほかに多くのものをそろえる必要があります。丈夫なカギ、専用ウェア、取り付けるライト、スタンド…などです。

備品をいろいろ揃える必要がある
その中でも特に重要なのが命にかかわるヘルメットです。
ヘルメットの中には3000円台など安いものもありますが、通気性や安全性能に若干の疑問を抱きます。できるだけ良いものを選びたい。そうはいっても、もうそんなに財布に余裕はない。
また、デザイン性も重要です。長く使うものなので毎日被っても飽きないおしゃれさが必要です。そこで、おしゃれ/かっこよく、安全性も機能もしっかりしており、かつ値段もそれほど高くない。いわゆる「コスパの良い」人気のあるヘルメットを5つ、おすすめしたいと思います。
FORAY(フォレイ) ブランド:GIRO(ジロ)

カラー:レッド/ブラック 出典:GIRO
GIRO(ジロ) Foray フォーレイ サイクリング ヘルメット (Blue / Black, M (55-59cm)) [並行輸入品]
価格:9,800円(+消費税)
このFORAYは品質・価格・デザイン性ともバランスが取れていて、これぞコスパの良いヘルメットといえます。
GIROは、BMCレーシングやカチューシャなど世界の名だたるサイクリングチームで使用されているアメリカのブランド。30年前に初登場した際には、その画期的な構造で多大な影響を自転車用ヘルメット界に与えたと言われています。
今回我々がご紹介するのは、新発売のFORAY。真っ先に目を引くのはフォルムの美しさです。スリムなデザインで質感に高級感が漂います。

横からの画像 出典:GIRO
機能ももちろん高いものを備えています。まず、トップモデルであるSYNTHE(価格:29,600円)のデザインを踏襲(とうしゅう)している点です。
レースに本格参戦する人も使うSYNTHEは、徹底的に空気抵抗、快適性、安全性に対応したGIROの集大成ともいえるモデルです。そんなモデルの技術がこのFORAYにも詰め込まれています。
これにより、SYNTHEより+12gに抑え、安全性を確保しつつも、空気をうまく前から後ろへ受け流す「ベンチレーション(風通し)」が抜群に良いものとなっています。
そのため通気性も高く、長時間つけていてもムレにくいのが嬉しいです。

カラー:マットチタニウム/ホワイト 出典:GIRO
そしてなんと言ってもフィット感が最大の売りです。
「スーパーフィットエンジニアリング」というテクノロジーを用いた内部構造と、5段階の調節ダイアルのおかげで高いフィット感を実現することに成功しています。
こういったデザイン性・コストパフォーマンスの高さは、これまで世界のトップを走り続けてきた技術の蓄積があってこそ為せる技だといえるでしょう。
その他のGIROおすすめモデル
SAVANT クラウンギアーズ商品在庫はこちら
AEON クラウンギアーズ商品在庫はこちら
FIGO(フィーゴ) ブランド:Kabuto(カブト)

カラー:パールホワイト 出典:OGK KABUTO
OGK KABUTO(オージーケーカブト) FIGO[フィーゴ] M/L ブラック
価格:6,800円 (+消費税)
日本のメーカーであるKABUTO(カブト)のモデルです。このFIGOは、日本のメーカーらしく細かい配慮が光る良品ですKABUTOのラインナップの中でも最もお得な商品で、初めてヘルメットを使う方でも気軽に使えるエントリーモデルと言えます。
このヘルメットの良さはなんといっても、日本人の頭に合うよう作られていることです。
日本人の頭の形は、側頭部が張り出ており円形に近い形と言われています。対して外国人の後頭部は、縦長の円形になっています。そのため、日本人の形に合わせて作られたヘルメットのほうがフィット感も高く、痛みを感じないのです。
この価格にも関わらず造りはとてもしっかりとしたものです。自転車用ヘルメットに限らず多くの日本のメーカーの特徴かもしれませんが、安全面を第一に考えています。
また通気性のみならず、それ以外の機能面も充実です。
A.I.(アンチ-インセクト)ネット

ヘルメットの穴に虫対策ネットが張られている。(画像はFIRO Ladiesのものです)
ヘルメットに開いている穴(ウィンドトンネルベント、といいます)に、メッシュ素材のネットが施されています。このネットは、走行中に小さな虫が入って来るのを防止するためにあります。
ユーザーのことを考えた細かな配慮ですね。
クラニウムロック-8

後ろのダイヤルで調整します。(画像はFIRO Ladiesのものです)
ヘルメット後部についたダイヤルを回すと、カチカチと全体と絞めることができます。3段階の角度調節が可能で、頭へのフィット感をより高められるシステムです。
さらに、JCF(日本自転車競技連盟)公認であるためレースにも使用可能な本格仕様です。ただのエントリーモデルにはとどまらない一品です。
FIGO LADIES(フィーゴ レディース)

カラー:シルバーブリーズ 出典:OGK KABUTO
OGK KABUTO(オージーケーカブト) ヘルメット FIGO/フィーゴ レディース シルバーブリーズ S/Mスリム 226052
価格:6,800円(+消費税)
こちらはFIGOの女性用モデル。
A.I.ネットなどの機能面や造りは普通のFIGOと同じです。男性よりも小さい女性の頭に合うように作られているため、少し小さめにできていたりデザインも女性好みに仕上がっていたりします。
このカラー以外にも、ブルースパークリングとブラックベリーの2種類がありどちらも色味が鮮やかでおすすめです。

ひもがグレーで、ファンデーションが目立たない
普通のFIGOとの違いは大きさだけではありません。それは、ベルトが灰色になっている点です。
普通のFIGOは黒いのですが、女性ライダーから「黒色だとベルトにファンデーションが付いた部分が目立ってしまう」という意見があったため、ファンデーションが付着しても分かりづらい灰色になったのです。
ここにもユーザーを考えたKABUTOの細かな配慮がなされているのですね。
CHAMONIX(シャモニー) ブランド:SPECIALIED(スペシャライズド)

カラー:ブラック/ゴールド 出典:SPECIALIZED
価格:7,020円(税込み)
S-WORKSなどの高性能自転車に定評がある、SPECIALIZEDのロードバイク用ヘルメットです。CHAMONIXはロードバイクをかっこよく乗りこなしたい方にはうってつけです。
SPECIALIZEDはアメリカのメーカーで、車体からシューズ、ボトルに至るまで幅広い商品ラインナップを展開しています。機材供給をトップレーシングチーム「アスタナ」を始めとしていくつかに行なっており、その品質は折り紙付きです。
このCHAMONIXは流線型で作られており、被ってもいわゆるキノコ型にはなりません。このキノコ型を嫌う人もいるのですがその心配はありません。
そのうえアジア人に合うよう作られており、調節ダイヤルもあります。幅広いヘッドサイズに正確かつ容易に合うよう設計された2サイズシステムであるため、フィット感は申し分ないです。

カラー:ホワイト 出典:SPECIALIZED
通気性においても、独自の「4th Dimension Cooling System」で最適な通風を実現しています。さらに特許を取得しているクリップオン式バイザーが採用されており、簡単にバイザーを付けたり外したりができます。
安全面では造りとしての基本的な点に加え、暗がりで大切な工夫も施されています。ストラップとデカール(デザイン用のシールのこと)が反射素材でできており、夜の走行での視認性を高めてくれます。

カラー:ネイビー/モンスターグリーン 出典:SPECIALIZED
また色も豊富でデザイン性も高く、とてもかっこいいモデルです。合計4色展開となっています。シンプルかつシャープで、洗練されたデザインが印象的です。
TONIC(トニック) ブランド:LAZER(レーザー)

カラー:フラッシュイエロー 出典:LAZER
LAZER(レイザー) 16’TONIC(トニック) ロードヘルメット マットブラック <M> HMT39712
価格:10,000円(+消費税)
機能とおしゃれさ、安全性能すべてを手を伸ばせば届く価格で実現したこのTONICは、ワンランク上を目指したい人にぴったりのコスパ商品といえます。
TONICを取り扱うLAZERは、世界最古のヘルメットメーカーです。1919年、ベルギーにてオートバイ用の革製衣類から始まり、その後ヘルメット製造の道へと進んでいきます。
ヘルメットの歴史とともに90年以上を歩んできた世界でも屈指のブランドです。
またパオロ・ベッティーニをはじめ、サポートするチャンピオン・トップアスリートによるテスト・フィードバックが製品開発に活かされています。

LAZERによるテスト 出典:LAZER
デザインと快適性、安全性とテクノロジーのすべてを常に考え、それぞれの調和を目指して開発されてきたのが一つの大きな特徴です。
このTONICもそのコンセプトで作られており、見た目のオシャレさもさることながら機能面も充実しています。
その一つが、後頭部を支えるバスケットの深さが変えられる「アジャスタブル ヘッド バスケット」です。これとダイヤル式のフィット調整「ターンフィット プラス」を合わせることで、最適なフィットを提供します。

カラー:ブラック/ブルー 出典:LAZER
また、カッコよさとオシャレさを両立したデザインで男女ともに好まれるヘルメットともいえます。
色も豊富で、色彩が鮮やかです。上の画像はブラック/ブルーのバイカラーで、ほかにも落ち着いたマットブラック、ビビッドカラーのフラッシュオレンジなどがあります。お気に入りのカラーが見つかることでしょう。
TEMPO(テンポ) ブランド:BELL(ベル)

カラー:マットプラチナム/ホワイトリポーズ 出典:BELL
BELL(ベル) ヘルメット TEMPO テンポ アジアンフィット マットガンメタル/シルバー/タング UA 7080361
価格:7,200円(+消費税)
こちらは品の良いゴールドがスタイリッシュなTEMPOです。
安全性と、何よりデザイン性を求める方にはおすすめのヘルメットです。とてもおしゃれですよね。
TEMPOはサイズが50~57cmとなっており、”ユース&ウィメンズ”仕様となっています。色は合計3種類の展開で、どれもシックな美しさがあります。
メーカーのBELLは、世界初の自転車専用ヘルメット「BELL BIKER」を販売したアメリカの会社です。この「BELL BIKER」には、初めてライナー(衝撃を吸収するための内部部品)に発泡スチロールを使用されています。この製法はその後、自転車用ヘルメットのスタンダードとなりました。現在では世界の98%のメーカーが採用しています。

BELLの試験項目 出典:BELL
通気性やデザイン性の高さに加え、特筆すべきは安全性の高さ。
上の画像にある5つの観点から安全性を保証しています。
様々な転倒シーンを想定した試験や、様々なサーフェス(表面)にヘルメットを落とす試験で、どんな材質・形に当たっても頭を守る仕組みが作り上げられました。
また、いかなる熱さ・寒さや湿気の状況下にあってもきちんと安全性が担保されるよう、試験を繰り広げたうえで作られています。
DRAFT(ドラフト)

カラー:レッド/ブラックリポーズ 出典:BELL
BELL(ベル) DRAFT AF ドラフト アジアンフィット レッドブラックリポーズ U AF 7074669
価格:7,200円(+消費税)
TEMPOはユースと女性向けの商品でした。対して一般男性用のモデルはこのDRAFTになります。
マットカラーとビビッドカラーがあり、全部で5種類のカラーバリエーションです。TEMPOはオシャレ、という感じでしたが、こちらはかっこいいデザインになっているので男性好みのヘルメットといえます。
サイズも54~61cmで、一般的な男性の頭に合うよう作られています。基本的な造りはTEMPOと同じでお値段も変わりません。
番外編:街乗りに最適。オシャレなアーバンヘルメット
ASPECT(アスペクト) ブランド:GIRO

カラー:グローウィングレッド 出典:GIRO
価格:24,000円(+消費税)
ここまで読まれてきて、やっぱりコスパよりも見た目、オシャレさを大事にしたいと感じた方がいらっしゃるかもしれません。
そんな方におすすめなのが、このASPECT。
メインは街乗りで楽しみたい、もしくは私服に合うヘルメットが欲しいとお思いの方には、アーバンタイプが最適かと思います。この形は主にロードバイクではなく、ピストバイクを乗る人たちに人気が高い形です。
少々お値段は張りますが、ポニーテールに対応しており機能も通気性も十分なので、試してみてはいかがでしょうか。
デザインも安全性もコスパも大事

おしゃれなヘルメットで楽しいライドを
自転車用ヘルメットにおいても、オートバイで使うヘルメットと同じく「安全第一」という考え方は変わりません。人体で最も大事な頭を守るのは、ヘルメット以外にありませんから。
しかし安全性をクリアしたうえで、機能やデザイン・価格を追求したいですよね。そんな人には上記の商品はぴったりだと思います。特に初心者の方には、一番最初に買うヘルメット選びでご紹介したヘルメットをぜひ試していただきたいです!