目次
激坂のあとは温泉でリフレッシュ|高尾駅から和田峠を越え陣谷温泉へ
今回は東京都八王子の高尾駅から集合して、和田峠を目指し、陣谷温泉(じんやおんせん)を目指すライドに行ってきました。初級者から中級者まで楽しめるコースを考え、キツイだけでなく、「ロードバイク×日帰り」「ロードバイク×温泉」「ロードバイク×峠」とロードバイクを通して新しい発見、新しい出会いを感じる事ができるライドを考えました。そして、BJnetガメッチは、今回「初の峠」「初ヒルクライム」に挑戦します。
日帰り温泉ライド×和田峠挑戦の動画はこちら
前回のBJnet×けんたさんとのコラボ動画はこちら
【今回の日帰り温泉ライド×和田峠チャレンジのルート】
- ・高尾駅(10:00集合)
- ・夕やけ小やけふれあいの里(高尾駅〜10kmくらい)
- ・和田峠(高尾駅〜和田峠まで17km)
- ・陣谷温泉(和田峠〜陣谷温泉まで9km)
- ・藤野駅(陣谷温泉〜藤野駅まで3.5km)
- ・総距離:約3okm
ロードバイクで日帰り温泉ライド|JR高尾駅北口に集合

右;元ガールズケイリン藍野さん 左:BJnetガメッチ
出発はJRの高尾駅から南口と北口がありますが、和田峠には北口の方が近くローディはここから出発します。
自転車と機材を確認したら、いざスタートです!

久々のロードバイクに乗る元ガールズケイリンの藍野さん
交通ルールを守りながら、車道を走ります。峠に入るまで信号がありますが、2,3箇所といったところです。
釣りのできる川があったりと、だんだんと自然豊かになっていきます。
写真だと平坦に見えますが、少しずつ上って行っています。
休憩ポイント|夕やけ小やけ ふれあいの里

夕やけ小やけ ふれあいの里
和田峠に向かう途中にある休憩スポットの「夕やけ小やけ ふれあいの里」があります。
ここでも多くのローディが休憩を取っていました。
この先はコンビニなどはないので、ここで休憩を取るか和田峠の入り口のお店で休憩を取る事をお勧めします。
「夕やけ小やけ ふれあいの里」は、ふれあい牧場やキャンプファイアー場などもある複合施設です。
宿泊できるところもあるため、特に夏休みは子供たちでにぎわっています。
- 八王子で取れたキウイ
- 八王子で取れた大根

休憩したので和田峠に向かって出発です!
東京都八王子で取れる地元の野菜なども販売されていました。
トイレ休憩したり、軽食なども売っているので一息ついたら再出発です!
初ヒルクライム|和田峠3.7km続く激坂に挑戦

和田峠(表):最後の休憩場所;そば屋の山下屋さん
しばらく行くと、峠の入り口につきます。
そこには「山下屋」というお蕎麦屋さんがありヨモギそばが名物です。
私たちは山下屋さんではご飯を食べませんでしたが、闘いの前にここで腹ごしらえもいいですね。
和田峠は、表と裏があります。
今回行ったのは、高尾から頂上までいく「表」です。逆の藤野駅方面から登るのが「裏」です。表和田峠は全長3.7Kmあり、平均斜度は10%、最大斜度は18%にまで達します。標高は690m。長さはそれほどでもありませんが、斜度が他と比較してもきついです。実際に藍野さんが登っている様子を動画でも紹介しています。

和田峠に挑戦中の藍野さん
藍野さんもかなり険しい表情で登っていました。何度か足をついてしまったそうです。
女性や初心者の方は、無理せずけがの内容に走行するようにしましょう。

上から見ると、結構上ってきたのがわかります。
このくらいの傾斜でヘアピンカーブが何か所もあります。
僕はゴールまで気の遠くなるような思いでした…。

ここが和田峠のゴールになります。最後まで足を休ませてくれない、激坂でした。
ゴーーール!
死ぬ気かつやっとの思いで登り切りました。本当にしんどかったです。ちなみに、和田峠の頂上には「峠茶屋」という食事を出してくれるお茶屋さんがあるので、力を使い果たした方は補給しましょう。

久しぶりにロードバイクに乗って、和田峠を制覇した藍野さんの表情はこちらになります。
藍野さんもこの笑顔。達成感が表れています!
- 頂上で会った方々と一緒に記念撮影
そして頂上で出会った方々と一緒に記念写真。お互いの健闘を称えあいました。
陣馬の湯|陣谷温泉でリフレッシュ

いよいよ温泉へ
和田峠の反対側を藤野駅の方へ降りていきます。
峠の下りは思っている以上に危険です。下る前にブレーキの状態をもう一度確認し、下りが慣れていない方は、こまめなブレーキングを行いながら、速度を落とし下っていくようにしてください。下りは特に落車やけがが多い場面です。和田峠は斜度がきついので、注意しましょう。
また、下りは思っている以上に体が冷えるので、シューズカバー、上着、グローブなどの防寒対策を行いましょう。

また登ります…
藤野駅まで下りきらず、駅まであと3Kmという位置に陣谷温泉はあります。
下のような大きな看板が立っているので、場所はわかりやすいです。ただ、我々も行くまで知らなかった驚きの事実ですが、、、ここから再び登りが待っていました。

到着!
和田峠で力を出し切ったあと、さらに登りというのはかなりこたえます。むしろ、心が折れます。
それも和田峠と斜度はあまり変わりません。距離としては2kmほど上っていきます。
最後の試練を超え、やっとのことで陣屋温泉にたどり着きました。みんな、もう登らなくてよい安堵の表情をしていました。陣馬山近くの陣谷温泉。今回は日帰り入浴で行きましたが、宿泊もできます。
自慢は檜風呂と山菜、川魚料理、猪鹿鍋です。特に猪鍋は絶品とのことで、リピーターが多いそうです。
みんな疲れた体を癒すため、さっそく温泉に向かいます。

他のお客さんに、この温泉を選んだ理由をお聞きすると、やはり「檜のお風呂が魅力的だったから」という理由でした。
こちらが自慢の檜風呂です。爽やかな檜の香りが漂います!

陣谷温泉:檜風呂からの外の様子(春には花々、夏には新緑、秋には紅葉、冬には雪景色が楽しめます)
窓から望む景色も美しいです!下には池があり、鯉が泳いでいました。
【陣谷温泉の情報】
- ・住所:〒252-0182 神奈川県相模原市緑区澤井
- ・URL:http://www.mossu-san.com/hotespa/jinya/index.html
- ・日帰り入浴:1人1,000円、貸しタオル付き
- ・宿泊料金:1泊2食付(2名さま以上のご利用)大人1名様12,000円~16,000円税別
- ・アクセス:JR中央線高尾駅より15分の藤野駅から、徒歩45分
ロードバイクで日帰り温泉|帰りは藤野駅へ

陣谷温泉からゴールの藤野駅を目指してラストスパート
温泉で温まったら、しっかりと体を拭いて着替えましょう。
ここから下りがあるので、湯冷めに注意しましょう。
しかし、実はまたしても登り区間が少しあります…油断なりません。
このトンネルまでくればもう少しで、JR藤野駅です。

終点の藤野駅に到着
ついに 到着!
藤野駅はJR中央本線の沿線で、スタートした高尾駅まで15分ほどで向かう事ができます。
ロードバイクで日帰り温泉×和田峠に挑戦してみての感想

はじめての峠に挑戦しました
今回、僕はロードバイクを買って初めて峠に挑戦しました。
実は周りからクライマー体形と言われていて、和田峠のことを若干なめていました。しかし実際行ってみると、、、かなりきつかったです(泣)。さすが四天王とも言われる峠だと実感しました。
ただ、そのあとの陣谷温泉は格別でした。疲れ切っているからこそ、景色の良い温泉で本当に癒されました。この温泉ライドはクセになりそうです。また、輪行をする事で日帰りで温泉が楽しめる、新しいロードバイクの魅力を発見しました。ぜひ、色々な人に行ってみて欲しいです!