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意外と知らないヘルメットの正しい被り方
ヘルメットの装着方法には意外な落とし穴があります。
それは、正しいかぶり方をしないと大変危険だということです。
ヘルメットを帽子のように、おでこが出るくらい浅くかぶってしまい、前に転んだ際に守ってもらえません。
またかぶりが浅いことで、走行中にズレることがあります。
ヘルメットのかぶり方の比較|正しいかぶり方と間違ったかぶり方
正しいかぶり方

眉毛と重なるくらいまで深くかぶるのが理想です
目安としては、おでこをしっかり覆い隠せてヘルメットの先端が眉毛付近までかぶりましょう。
間違ったかぶり方

ヘルメットを浅くかぶりすぎて額が出てしまっています
ヘルメットのかぶり方が浅すぎて前髪が完全に出てしまっています。
これだと前から転んだ時に、おでこを怪我してしまいます。
おでこを隠すくらい奥までヘルメットをかぶりましょう。
ヘルメットのかぶり方|横から見た画像
正しいかぶり方

正しくヘルメットを被るとこうなります
前髪がヘルメットから出ないようにしましょう。
後ろの髪も束ねてまとめることで、風の抵抗を小さくすることができます。
間違った被り方

浅すぎる、この被り方は間違いです
上記の画像のヘルメットのかぶり方だと、浅すぎて転んだ時にヘルメットが脱げてしまう恐れもあります。前髪も出ないように、深くかぶりましょう。
ヘルメットのかぶり方|後方から見た写真
正しいかぶり方

正しくかぶって後ろから見ると、こうなります
ヘルメットの種類、形状によっては、正しくかぶっていても頭に乗っかっているように見えます。
しかし、前から見るとおでこまでかぶれているので、正しいかぶり方になっています。
間違ったかぶり方
間違ったヘルメットのかぶり方をすると、おでこが出てしまい、ヘルメットが首まで下がってしまいます。
ヘルメットの調整部分も後方にズレてしまいます。
ヘルメットのかぶり方|あごひもの調整

このように、あごひもがたるんだ状態では隙間ができて危険です
これまで紹介した正しいかぶり方をしていても、あごひもが緩んでいると意味がありません。
自分の頭に合うように、あごひもの長さを調整しましょう。
また後頭部にあるダイヤルを回すことで、後頭部とヘルメットの隙間をなくしましょう。
落車した際に、ヘルメットを正しく被っていたおかげで命拾いした人の話をたくさん聞きます。ヘルメットは割れてしまったけど、自分はかすり傷で済んだ事例もあります。正しいヘルメットのかぶり方をしないだけで、助かる命、助からない命があると想像するだけで怖いです。正しいヘルメットのかぶり方を心がけましょう。
まとめ
ヘルメットのかぶり方なんて、わざわざ教わらなくても普通にかぶれるし、大丈夫だろうと思っていましたが調べてみると、ヘルメットを深く被らないと大事故につながることを知りました。
また私が想像していたヘルメットとは違い、重くて固いものだと思っていましたが、実際はロードバイクのヘルメットが思っていた以上に軽く、衝撃を吸収するために柔らかい素材が使われているなど、触れてみないとわからないことばかりでした。
また、ファッションやオシャレのためにヘルメットをかぶらない人もいますが、もしもの時のために、安全のためにヘルメットをかぶることは大切だと感じました。