目次
はじめてのロードバイク|失敗しないための8つのポイント
- ロードバイクは予算で選ぶ
- ロードバイクの使い方で選ぶ
- ロードバイクはコンポネートで選ぶ
- ロードバイクはサイズで選ぶ
- ロードバイクはフレーム素材で選ぶ
- ロードバイクはメーカー、デザインで選ぶ
- ロードバイクは必ず試乗してから選ぶ
- ロードバイクはお店で選ぶ
ロードバイクを購入する際に、失敗しない為の8つのポイントを抑えながら、自分に合った「運命のロードバイク」と出会えるお手伝いができればと思います。
1、ロードバイクは予算で選ぶ

CROWN GEARS (クラウンギアーズ)
はじめてロードバイクの価格を聞いた人は、あまりの値段の高さに驚きます。
そこで欲しいと思っていたロードバイクがあったとしても、価格の高さで買えない場合もあります。
だいたいロードバイクの価格は10万円〜100万円を越えてくる物もあり、まずは自分の購入できる予算を決める事で選択肢を狭めることができます。(SCOTT/スコット、GIANT/ジャイアント、MERIDA/メリダのロードバイクはコストパフォーマンスもいいので学生に人気なブランドです)
2、ロードバイクの使い方で選ぶ
ロードバイクを購入する際に、どのようにロードバイクを使用したいかによっても選び方が変わってきます。
ロードバイクのレースにガンガン出たい、少しでもタイムを伸ばしたいと思う方は、車体も軽く※1コンポネートも105以上の物を選んだり、フレームもエアロ形状にしたりと色々と自分の中で選ぶ基準がでてきます。(平地を速く走りたい、峠や山を登りたいなどによっても変わってきます)
また、休みの日に少し乗りたい、少し遠出したい、小旅行や美味しい物を食べるグルメライドがしたいと思う方は、そこまでコンポのグレードを気にする必要もなく、ものすごく金額の高いロードバイクにする必要もなかったりします。
まずは自分がどのようにロードバイクを使用したいのか決める必要があります。
※1コンポネートとは、ロードバイクは様々な製品が構成されています。それらの部品でセットで設計され製造されるパーツの集まりをコンポネートと言います。
3、ロードバイクはコンポネートで選ぶ
これからロードバイクを始めようと思っている、初心者の方にとって「コンポネート?」と聞いてピンとこない人も多いはずです。ロードバイクには使用されているパーツにグレードが決められています。
ロードバイク「SHIMANOパーツグレード」
- DURA-ACE(デュラエース)
- ULTEGRA(アルテグラ)
- 105(イチマルゴ)
- TIAGRA(ティアグラ)
- SORA(ソラ)
- CLARIS(クラリス)
- TOURNEY(ターニー)
※1から上位グレードになっています。
SHIMANOコンポネートの種類の違いとは?
これから、はじめてロードバイクを始めようと思っている人からすると、コンポネートが変わると何が変わるのか気になると思うので解説します。
上位コンポネートになるにつれて、値段が高くなってきます。その理由としては、重量が軽くなり耐久性が増すだけでなく、精密度もグーンと上がってきます。ギアを変える際にもストレスなく、スムーズに変える事ができます。
特にレース目的の方や山登り、峠を負担が少なく走りたいと思っている方は上位モデルのコンポネートを搭載したロードバイク選ぶといいです。
4、ロードバイクはサイズで選ぶ

フレームサイズが違うロードバイク
ロードバイクにはサイズがあります。
今まで自転車に乗る際に、自転車のサイズを気にした事がない人が多いと思います。しかし、ロードバイクの場合はサイズによっては乗れなかったりするので、必ず自分に合った適正サイズのフレームを選ぶ必要があります。
特に小柄な女性やアジア人、また欧米人や欧州人の方と比べた際には体のつくりが違ってきます。
しかし、ロードバイクのブランドの多くが海外ものになります。そこで欲しいと思っていたロードバイクがあったとしても、自分にあった適正サイズがなければ乗る事ができません。
正確に言うと乗れないのではなく、ペダルを漕ぐ際に上手く力が伝わらなかったり、姿勢が悪くなってしまったり、足が届かなかったりと最悪、怪我や事故の原因にもつながってきます。
なので必ずお店で自分に合った適正サイズのロードバイクを選びましょう!
5、ロードバイクはフレーム素材で選ぶ
ロードバイクのフレームには主にカーボン、アルミニウム、鉄の3種類があります。ロードバイクのフレーム素材によって、軽さ、耐久性、値段、修理の際に対応が変わってきます。
実際はカーボン、アルミニウム、鉄のフレームのロードバイクに試乗してみて、自分の好みで選ぶのがいいです。
簡単にフレーム素材の特徴について説明します。
カーボンフレームの特徴
近年、主流になってきているのがカーボンフレームです。軽くて頑丈なカーボン素材ですが金額も高額になってきます。カーボンフレームのデメリットは、破損時の修理費は高く、破損する際は割れてしまうので修理に時間も掛かるという点です。
アルミニウムフレームの特徴
人気の高いフレームがアルミフレームになります。カーボン素材よりは重さがありますが、カーボン並みに軽いアルミフレームもあり、価格的にはカーボン素材よりもコスパがいいので人気を集めています。アルミ素材は修理しやすく、メンテナンスしやすいので人気を集めています。
鉄フレームの特徴
鉄は頑丈で重さもありますが根強いファンも多いです。鉄フレームから伝わる振動、ペダルを踏んだ時の感触がいいと中高年の方に人気が高いです。フレーム自体が曲がってしまっても修理しやすく、長く愛用できる事から人気があります。(※鉄の種類によって変わってきます)
ロードバイクのフレーム素材によって、価格や乗り心地も変わってくるので試乗の際に乗り比べをしましょう。
6.ロードバイクはメーカー、デザインで選ぶ

Bianchi Shop(ビアンキショップ)
ロードバイクのメーカー、デザインは国内、海外だけでも沢山あります。
ロードバイクは毎年新作モデル、デザインが登場するので、その年にしか購入できないカラーやデザインがあるのも魅力の一つです。
また、女性モデルを多く取り扱っているブランドもあるので、ロードバイクのカタログや雑誌を沢山読んで、まずは自分の気に入ったデザイン、カラーからロードバイク選びするのも楽しいです。
7.ロードバイクは必ず試乗してから選ぶ

埼玉エキスポ試乗会
ロードバイクを試乗しないで購入する方がいますが、試乗しないのは良くありません。
理由としてはロードバイクに乗った時の感覚がとても大切です。実際に購入して乗ってみたけど、乗りずらかった、上手く力が伝わっていない感じがした、フレームが柔らかすぎたという話を良く聞きます。
ロードバイクはメーカー、ブランドによって特徴があります。いいなと思っているロードバイクほど試乗を沢山して、他のロードバイクと乗り比べてみる事が大切です。購入した際に後悔しないロードバイクの選び方です。
8.ロードバイクはお店で選ぶ
最近では安いからとインターネットでロードバイクを購入する方がいますが、それは大変危険です。
インターネットでは細かな傷や状態が分からない場合が多く、実は落車してヒビが入っているフレームだったり、初心者の方には分からないように安いパーツに交換されていたりするケースが増えています。(インターネットでも専門店なら大丈夫ですが、それでも実物を見るのがいいです)
安いロードバイクを買ったとしても数万円するのにも関わらず、買った直後に壊れてしまったり、購入してからフレームが折れて怪我や事故に繋がってしまえばマイナスしかありません。
きちんと実店舗で買うと購入後のメンテナンスをしてくれたり、ライドのお誘いがあったりとアフター対応や保証があるので安心できます。
まとめ
ロードバイクは高額なので購入するまでは大変、悩む方が多いと思います。私自身も実際にロードバイクを買うまでは大変、悩みました。そこで、実体験を元に「失敗しない為のロードバイクの8つのポイント」を書きました。
ロードバイクと出会った事で、世界は広がり仲間と出会えたので、みなさんにも自分に合った素敵なロードバイクと出会えるお手伝いができればと思います。