目次
- 1 盗難対策に地球ロック?全力で地球ロックしてみた
- 2 ロードバイクの盗難対策|地球ロックとワ・タ・シ
- 3 ロードバイクの盗難対策|ホイールが危ない
- 4 ロードバイクの盗難対策|一番の盗難対策は目を離さないこと
- 5 ロードバイクの盗難対策|盗難されない為の考え方
- 6 地球ロックする際の注意点1:出入り口はダメ
- 7 地球ロックする際の注意点2:消火器、消火栓、送水口はダメ
- 8 地球ロックする際の注意点3:点字ブロック上は絶対にダメ
- 9 地球ロックする際の注意点4:私有地はダメ
- 10 地球ロックする際の注意点5:決められた場所に駐輪しましょう
- 11 ロードバイクの盗難対策|鍵の種類と特徴について
- 12 ワイヤーロックの特徴
- 13 U字ロックの特徴
- 14 チェーンロック
- 15 折りたたみロック
- 16 鍵タイプとダイヤルタイプはどっちがいいのか?
- 17 鍵タイプの特徴
- 18 ダイヤルタイプの特徴
- 19 盗難対策に地球ロック?全力で地球ロックしてみた感想
- 20 関連記事はこちら
- 21 BJnetではこんな活動を行っています!
盗難対策に地球ロック?全力で地球ロックしてみた
あなたは「地球ロック」をご存知でしょうか?まだ地球ロックを知らない方も、これをみれば「地球ロック」をご理解していただけるでしょう。
また、「地球ロック」はロードバイクの盗難対策をするうえに欠かせません。ここでは「地球ロック」+「鍵の種類」+「鍵の掛け方」を一緒に学んでいただければと思います。
※地球ロックをする事で、必ず盗まれないという訳ではありませんのでご注意ください。
※また公共物や他人の持ち物に勝手に私物を固定しまうのは違法行為に当たる場合がございます。今回は分かりやすく解説する為に許可を得て撮影を行っております。自転車は決められた駐輪場に置きましょう。
ロードバイクの盗難対策|地球ロックとワ・タ・シ
六本木のど真ん中に、目立つイエローのロードバイクのアンカーが置いてあります。
しかも、ホイールはデュラエースC50(参考価格:約20万円)を履いたロードバイクです。
もし…私がロードバイクを盗む窃盗犯なら、このまま乗って持って行くことも可能です。
しかも2秒で持ち去ることができます!

地球ロックマン
このままじゃ…アンカーちゃんが危ない!

ロードバイクを守りたい気持ちに火が点いた瞬間です

地球ロックマン
今すぐに全力で地球ロックをしなければ…やられてしまう!!!!!

地球と繋がっている場所を発見!
地球ロックを説明しよう!
地球ロックとは、バイクの固定方法の事です
地面と繋がっていて移動できない、動かせない場所、壊せない場所などにバイクを固定する事をいいます。
地球ロックをする事で、「窃盗犯がロック解除または破壊しないとロードバイクを持ち去る事ができない状態」にできます。
地球ロックすることで、このまま乗って持ち去ることはできなくなりました!
この状態なら2秒の時間稼ぎができます!(たった2秒だけ…)
ロードバイクは車体以外にも、ホイールやサドル、サドルを支えるシートポストが高価だったりします。
その為、車体(フレーム)を盗むよりも、ロードバイクのパーツだけを狙う悪い奴もいます。
そこで、心配な場合は時間稼ぎ含めてサドルにも鍵をかけたりしましょう!
この時も「地球ロック」+「サドル」+「ロック」ができるのが理想です。
それでも…今回使用している鍵は細めのものなので、せいぜい時間稼ぎできても2秒が限界です。
ロードバイクの盗難対策|ホイールが危ない

俺の本気を見せる時がきたようだ…
このままでは、ホイールが危ない!
シマノデュラエースC50は(参考価格:約20万円)になります。
先ほども話しましたが、ロードバイクのパーツは高価な物が多いです。
慣れている人であればホイールを簡単に外せてしまいます。

切断しにくい太めの鍵を使用しています。
前輪だけでなく、後輪にも鍵をガッチリかけます。
鍵を掛けるポイントとしては、「ホイール」+「フレーム」で掛けるようにしましょう。
またワイヤーロックの細めの物よりは、太めの鍵を付ける事をおすすめします。

後輪にも先ほどとは違うタイプの鍵を使用しています。
今回は違うメーカーの鍵を4つ使用しました。
鍵のタイプは細めのワイヤーロック2つ、太めのワイヤーロック1つ、U字ロック1つです。
地球ロック2箇所、前輪1つ、後輪1つでロックしています。
※鍵の種類については下記で説明しています。
全部で4つの鍵を使用していますが、異なる鍵のタイプ、メーカーを使用することで、時間稼ぎにもなり盗難対策にも繋がります。
ロードバイクの盗難対策|一番の盗難対策は目を離さないこと
誰もが自分の愛車、ロードバイクを盗まれたくないと思うのは当然の事です。
ここでは地球ロックと鍵の掛け方についてお話しましたが、一番は目を離さないことが最強の盗難対策になります。
鍵はあくまで、一時的に目を離さないといけない状況の時だけにしておかないと、自分の愛車を守ることはできません。
ロードバイクの盗難対策|盗難されない為の考え方
- ・壊されない鍵、壊れない鍵はないと念頭に置いておく
- ・離れても2分以上は離れてはいけない
- ・鍵は最低でも2つ以上使用する(鍵も違う種類を2つ使用する)
- ・鍵の種類で施錠する場所を使い分ける
- ・地球ロックする(※地球ロックする際も地面に鍵が付いていない状態が望ましいです。地面に鍵が付いていると強い力を加えられ破損させられる恐れがあります。)
- ・盗まれたくないなら軽量タイプよりも重量もあり丈夫な鍵を選ぶ
※また公共物や他人の持ち物に勝手に私物を固定しまうのは違法行為に当たる場合がございます。今回は分かりやすく解説する為に許可を得て撮影を行っています。自転車は決められた駐輪場に置きましょう。
地球ロックする際の注意点1:出入り口はダメ

人の出入りする場所はもちろんの事ですが、私有地に立ち入っての地球ロックはしてはいけません
地球ロックする際の注意点2:消火器、消火栓、送水口はダメ

消防の際に使用する、「消火器」「消火栓」「送水口」付近では地球ロック及び妨害するような行為をしてはいけません。
地球ロックする際の注意点3:点字ブロック上は絶対にダメ

目の不自由な方の目印になる点字ブロック上に、物を置いたり妨害する行為はいけません
地球ロックする際の注意点4:私有地はダメ

ここに良さそうなフェンスがあるじゃないですか!ここに地球ロックしましょう!

おっと、ここはCanon(キヤノン)さんの私有地でした!ロックしやすそうな場所があっても、私有地に地球ロック及び自転車を置いてはいけません!※撮影許可済。
地球ロックする際の注意点5:決められた場所に駐輪しましょう

イルミネーション綺麗だなぁ…この辺で休憩しようかなぁ。

なになに…ここも問題あるとか言いたいわけ?だってイルミネーション綺麗だよー少しくらいいいじゃんか。

気づかなかった…!ここも私有地だったのかー。

大きすぎて気づかなかったけど、私有地なので決められた場所に駐輪しないとダメです!東京タワーは駐輪場があるので、そちらに駐輪しましょう。
※公共物や他人の持ち物に勝手に私物を固定しまうのは違法行為に当たる場合がございます。今回は分かりやすく解説する為に許可を得て撮影を行っております。自転車は決められた駐輪場に置きましょう。
ロードバイクの盗難対策|鍵の種類と特徴について
ワイヤーロックの特徴
メリット:値段が安く前後輪施錠しやすく、長さがあり地球ロックしやすい。軽いので持ち運びやすい
デメリット:ワイヤーが細い為、破壊されやすい
U字ロックの特徴
メリット:防犯性が高く刃物などでは破壊されにくい
デメリット:重さがあり前後輪施錠できないのが難点
チェーンロック
メリット:全体的に頑丈で、周りのナイロンカバー含めて切りづらくなっている。長さがあるものもあり地球ロックできる
デメリット:重さがあるので携帯性と重量を気にする人には向いていない
折りたたみロック
メリット:持ち運びやすく携帯性が高い
デメリット:携帯性には優れているが、鍵の連結部分が破壊されやすい
鍵タイプとダイヤルタイプはどっちがいいのか?
鍵タイプの特徴
メリット:施錠と開錠がしやすく、短時間で施錠、開錠を繰り返す人には使いやすい
デメリット:鍵を無くしてしまうと開錠ができなくなる。スペアキーを常に持ち歩かないといけない
ダイヤルタイプの特徴
メリット:鍵の心配しないで使用できる。桁数が多ければ防犯性が高くなる
デメリット:桁数が多いと開錠に時間が掛かる
盗難対策に地球ロック?全力で地球ロックしてみた感想
この記事を読んでくださった方は「地球ロック」がなんなのか、伝わったのではないでしょうか。
今回、全力で地球ロックをさせていただきましたが、私有地での地球ロックはいけません。また、体が不自由な方の道を塞いだり、目印になる点字ブロックが分からなくなるような駐輪しないようにしましょう。
また愛車を盗難者から守るのには、やはり目を離さない事が大切です。鍵を適切に使用して装着させていても、壊される可能性がある事を念頭に置いて起きましょう。
※また公共物や他人の持ち物に勝手に私物を固定しまうのは違法行為に当たる場合がございます。今回は分かりやすく解説する為に一部許可を得て撮影を行っております。自転車は決められた駐輪場に置きましょう。
(自転車等の利用者の責務)
第十二条 自転車を利用する者は、道路交通法その他の法令を遵守する等により歩行者に危害を及ばさないようにする等自転車の安全な利用に努めなければならない。
2 自転車等を利用する者は、自転車等駐車場以外の場所に自転車等を放置することのないように努めなければならない。