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ラファ・プレステージ・尾道|Rapha Prestige Onomichi
私、KYOが宴会部長を務める、愛媛の女子サイクリングチーム「Ehime Happy Grils Racing Team(通称:ハピガル)」のMakiさんが12月15日に広島県尾道市で開催された、「ラファ・プレステージ 尾道」に「Team Voisin(ヴォワザン)」として参加しました。
ラファ・プレステージと言えば、私も2016年に徳島県上勝町で開催された「ラファ・プレステージ上勝 」に参加して、史上最高難度と言われたコースに涙しました。「ラファ・プレステージとは?」についてはぜひこちらの記事をご覧ください。
Team Voisinで初めてのラファ・プレステージへのチャレンジ
Makiさんは今までにも、女性チームで挑戦する「Women’s Prestige」にハピガルで何度も参加していましたが、男性チームと混走するPrestigeは初めての挑戦でした。メンバーは男性2名、女性3名。「ヴォワザン」とは、フランス語で「ご近所」と意味で、Makiさんの呼びかけで集まった地元の自転車仲間で結成されました。チームジャージは、愛媛をイメージしてRaphaのオレンジ色のジレで統一しました。そして、メンバーのSayuriさんがジレに合わせてオレンジ色のリボンを用意してくれたので、メンバーそれぞれ腕に巻いたり、自転車に巻いて走りました。
ここからはMakiさんのレポートを写真と共に振り返ります。

スタート前のTeam Voisin。辺りはまだ真っ暗。

オレンジ色のリボンは、Team Voisinのメンバーの証。
今回のコースは、距離141.1km、獲得標高2630mで、しまなみの島々を船を使って巡るというプレステージでは珍しいコースが組まれていました。制限時間は12時間です。フェリーへの乗船が4回組み込まれているので、乗り継ぎのタイミングが余裕をもってゴールできるかどうかの分かれ目になるという点でもスリリングでした。
今回は、しまなみ海道の広島側の拠点でもあるOnomichiU2を朝5時に最初のチームがスタートし、2分おきに全15組が出走しました。「Team Voisin」はトップバッターでの出走でした。スタート地点のウッドデッキに霜が降りている中、夜明け前の街中を走り抜けます。スタートして早々、上り区間に突入です。尾道の名所のひとつでもある、千光寺横の坂道を最初のチェックポイント(CP1)までひたすらのぼるという、いきなりの洗礼を受けました。
ちょうどふたご座流星群が見える時期だったので、流れ星を目撃したメンバーもいたようです。そんな中、真っ暗闇の林道のような場所を走っていたのですが、どこを走っているのか分からない感覚が襲ってきて、前後を走る他チームのライトを見つけて安堵感を覚えました。夜明け前の冷え込みも厳しく、太陽の光が待ち遠しくてたまりませんでした。
尾道の「チーマコッピ」をクリアしてCP1に到着
のぼりと寒さに耐えながら、CP1の御調ダムに到着し、チームのみんなで記念撮影。
チェックポイントでは、補給食に「あたり前田のクラッカー」というフレーズでも有名な、前田製菓の「WAY TO GO」が配られました。スポーツ時の補給にピッタリなハイ・プロテインクッキーです。詳しくはこちらをご覧ください。
中身はこんな感じです。1袋に5枚入りで、約215キロカロリー摂取出来ます。
無事CP1のスタンプをゲットしました。
アクシデントもプレステージならでは
CP1を出発して、三原市の紅葉の名所でもある仏通寺の横を抜け、60kmを超えた辺りで寒さのせいでメンバーのガーミンの充電が切れるというトラブルが発生。冬のライドは対策が必要だということを痛感しました。

チーム先頭をひく、Makiさん。

のどかな道のりが続きます。
本日最初に乗船するフェリーで生口島を目指します。港ではバラバラだった各チームとも集合して、とても賑やか。フェリーではしっかり「休足」して次に備えました。
積善山でしまなみの絶景を堪能
島に渡ってのライドは、しまなみ海道の多島美の景色を堪能しながら走りましたが、一番のご褒美は、岩城島の積善山から見渡せる360度パノラマの景色でした。辛いのぼり耐えてのぼってきてよかったと思える景色でした。

Team Voisonの女性メンバー。

自転車を降りて展望台を目指します。

疲れを忘れさせてくれる絶景が広がります。

しまなみの絶景をしばし堪能。

絶景をバックに、チームのメンバーでポーズ!
ご当地名物もしっかり堪能し、ゴール
因島を通過しているときに、ゴールの制限時間まで余裕があることが分かり、折角なのでご当地名物を頂くことに。因島大橋近くにある、サイクリストにも有名な「はっさく屋さん」で、はっさく大福をオヤツに楽しみました。
広島県尾道市因島大浜町246-1 (因島大橋記念公園内)
TEL:0845-24-0715
営業日:8:00~17:00 定休日:月・火
ホームページ:http://0845.boo.jp/hassaku/index.html
最後は、向島から尾道に渡るフェリーに乗船し、朝スタートしたOnomichiU2に向かいます。無事、制限時間内にゴールすることが出来ました。

渡船に乗ると尾道の街が見えます。メンバーにも安堵感が漂っていました。

メンバー揃ってゴール!

ゴールのチェックを受けて、完走賞のキャップとサコッシュをいただきました。

喜びのジャンプ!
走った後は、アフターパーティーのお楽しみも
走り終わった後は、OnomichiU2でアフターパーティーが開催されました。ライド中に各チームがInstagramに「#RPOnomichi」のハッシュタグを付けて投稿していた写真を見ながら振り返り、主催者のRaphaよりInstagram賞など各種表彰もあり、大いに盛り上がりました。
2015年に開催された「Women’s Prestige SUWA」から毎年ハピガルのメンバーと参加していましたが、2018年は日程が合わず、今回よりレベルの高いPrestigeにチャレンジしました。走り出す前は完走できるかドキドキしましたが、チームワークを発揮し無事完走することが出来ました。思い切ってチャレンジしてよかったです。
OnomichiU2
広島県尾道市西御所町5-11
TEL:0848-21-0550
ホームページ:https://www.onomichi-u2.com/
宿泊や食事、ショッピングなどが楽しめる複合施設です。GIANTストアでは、自転車のレンタルも可能です。
新たな自転車の楽しみ方が出来るRaphaの提案
私、KYOとRaphaとの出会いは、2014年に長野県野辺山を舞台に開催された「Rapha Women’s Pretige YATSUGATAKE」でしが、日本では既に2012年から「Gentleman’s Race」としてイベントは始まっていました。それから毎年日本各地で開催され、自転車の新たな楽しみ方を提案してきました。
2018年は「Prestige」は、北海道・十勝、愛知・新城、そして今回の広島・尾道で、女性チームのみが参加できる「Women’s Prestige」は、長崎・平戸でそれぞれ開催されました。2019年も魅力的な土地、コースで開催されると思いますので、ぜひ挑戦してみてはどうでしょうか。
Rapha Japan https://www.rapha.cc/jp/ja
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