史上最高難度に涙 |ラファ・プレステージ・カミカツ参戦

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ラファ・プレステージ・カミカツ|Rapha-Prestige-Kamikatsu

出典:Rapha Prestige Kamikatsu(ラファ・プレステージ・カミカツ)

厳しい山岳地帯や未舗装路をコースに自然を楽しむアドベンチャーなライドを各地で開催している、英国のサイクルアパレルメーカーのRapha(ラファ)が、四国で初めて「ラファ・プレステージ」を開催するとい事で参戦してきました。

 

その名も「Rapha Prestige Kamikatsu(ラファ・プレステージ・カミカツ)」です。ラファ・プレステージの特徴はレースではなく、チーム全員で揃って制限時間内にゴールしないといけません。

 

通常の自転車イベントのようなエイドステーションや立哨(りっしょう)が設けてありません。自分たちでキューシートとサイクルコンピュータを頼りに走るというものです。

 

※Rapha(ラファ)とは、世界最高峰のサイクリング用品を作るというミッションを掲げ2004年に設立。

※エイドステーションとは、コースの途中に水分や食べ物を補給できるよう設けてある施設。

※立哨(りっしょう)とは、一定の場所に立って監視の任務にあたる人。

※キューシートとはコース説明表(曲がるべき分岐点、交差点名、目印が記載されている)

 

ラファ・プレステージ史上最高難度のコースにチャレンジ

ラファ・プレステージ・カミカツ

今回のイベントの地は徳島県上勝町です。上勝町と言えば、おじいちゃん、おばあちゃんの「葉っぱビジネス」で耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

 

日本で開催されたラファ・プレステージ史上最高難度のコースが用意され、この山深い地で設定されたコースは、走行距離約150㎞、獲得標高約3800m。制限時間は12時間となっています。

 

私は普段一緒に自転車を楽しんでいるメンバーの中から、Raphaをリスペクトしている男性2名、女性3名でチームを結成し「Bicicletta Occhini(ビチクレッタ オッチーニ)」として参戦しました。

徳島上勝町の地図 

 

上勝町内にあるマイクロ・ブリュワリー「RISE&WIN Brewing Co.BBQ & General Store」

前日の受付はこちらの上勝町内にあるマイクロ・ブリュワリー「RISE&WIN Brewing Co.BBQ & General Store」で行いました。※東京・麻布にも出店しているそうなので、関東の方も是非チェックしてみてください。

マイクロ・ブリュワリーでラファ ラファプレステージ

ラファ・プレステージ史上最多33チーム|12時間の戦い

ラファ・プレステージ・カミカツ開会

当日は6時からのスタートに合わせて、スタート地点の「月ヶ谷温泉 月の宿」に続々と各チームが集結しました。

 

2分間隔で全33チームがスタートを切ります。

ラファ・プレステージ・カミカツのコースマップ

コースマップを見て、上りと下りしかないコースということが分かっていたのですが、最初から心拍上がりまくりでした。

ラファ・プレステージ・カミカツのコース

途中、アートな建物発見。しかし、、、ここで止まってるわけにはいかないのでチラ見しながら先を急ぎます。

 

それにしても、先に出発した5チームとも後方から出発したチームにもまだ1チームしか遭遇していません。

 

コース合ってるのかと不安がよぎります。
ラファ・プレステージ・カミカツの峠

風車のポイントが一つ目の峠になります。

ラファ・プレステージ・カミカツの風車ポイント

下りは未舗装路なので慎重に走りました。

ラファ・プレステージ・カミカツの悪路コース

あちこちで桜もキレイでした。

 

この辺りは名所が多いようです。

ラファ・プレステージ・カミカツライド

 

2つ目の峠|RPKamikatsuの「チマコッピ」

ラファ・プレステージ・カミカツのチマコッピ

しばらく国道を走って2つ目の山へ。

 

途中、同じピンクのジレをまとった関西から参加のチームと一緒になり登りました。いろんなチームの方に声をかけていただいて辛い登りも頑張れます。

ラファ・プレステージ・カミカツ激坂

登りの苦手な私はキャプテンのオッチーニに途中プッシュしてもらう場面もありました。

 

CP1(チェックポイント1)までもう少し・・・のところで、まさかのチームメイト(私の主人ですが・・・)のクランクが落ちるアクシデント。

ラファ・プレステージ・カミカツアクシデント

男性陣2名でなんとか直してCP1へ滑り込み。

ラファ・プレステージ・カミカツCP1

ここからは剣山スーパー林道の始まりです。7㎞で300mアップの未舗装路が続きます。標高は1243mで、今回のコースの「チマコッピ」です。

 

※チマコッピとは、イタリアレースで「ジロ・デ・イタリア」において、その年でもっとも高い標高の峠に捧げられる賞です。チマはイタリア語で峠を意味します。コッピは偉大なチャンピオンであるイタリア人選手ファウスト・コッピからその名がつけられました。
ラファ・プレステージ・カミカツのコース

ラファ・プレステージ・カミカツのコース2この区間では各チームでパンクが続出。

 

コーナーごとにパンク修理をしているチームがいる状況で、まるでパンク祭りでした。恐るべしスーパー林道!
ラファ・プレステージ・カミカツ悪路

悪路で登りで思うように前に進まず途中で諦めて自転車を押す羽目になりました。

 

運良くこの区間で私達のチームはパンクすることが無かったのですが・・・2つめの峠をクリアし、さあ下ろうとした時にキャプテンのタイヤがパンクしていることに気が付きました。
ラファ・プレステージ・カミカツパンクここから長い下りなので、女性陣は先に下り男性陣に追いついてもらうことにしました。

 

下りが得意なメンバーが先に進んでいたのですが・・・・途中で落車し、ひどい擦過傷を負ってしまったので大事を取ってこのメンバーはリタイアすることになりました。(レースの過酷さが伝わってきます)

 

ここでチーム5人揃って・・・という目標は消えてしまいましたが先に進むしかありません。

ラファ・プレステージ・カミカツ喫茶いくみ

途中、前日のコースチェックで気になっていた「喫茶いくみ」さんがありました。

ここではいろんなチームが寄り道して、お水を提供してもらってました。

 

まさしく命の水です!

 

喫茶いくみ情報&地図

徳島県勝浦郡上勝町大字生実字谷口12

月曜日 open 12:00 close 17:00
火曜日 open 12:00 close 17:00
水曜日 定休日
木曜日 open 12:00 close 17:00
金曜日 open 12:00 close 17:00
土曜日 open 10:00 close 17:00
日曜日 open 12:00 close 17:00

公式ページ:喫茶いくみ
e-mail : ikumi.kamikatsu@gmail.com

 

タイムリミット日没16時|RaphaPrestigeKamikatsu

ラファ・プレステージ・カミカツ

一旦町中へ出て、3っ目の峠を目指してのぼります。実はCP2(チェックポイント2)へのタイムリミットは日没も考慮し16時と言われていました。

 

私の走りではほぼ絶望的な時間でした。

 

失意のどん底でのぼっていると、上の方から私の名前を呼ぶ声がしました。

 

なんと自転車仲間がサプライズで登場!
あまりにもびっくりしたのと、それまでの感情が溢れて号泣し汗と涙でグチャグチャになりました。

ラファ・プレステージ・カミカツリタイヤ

その後は、息を吹き返したように力が湧いてきて峠を目指しましたが・・・トンネルを抜けたところで無情にもタイムアウトを告げられました。ここで多くのチームがタイムアウトとなりました。

 

最後は笑顔で|RaphaPrestigeKamikatsu

ラファ・プレステージ・カミカツ絆

タイムアウトになったチームは、ここからスタート地点に戻ります。

ラファ・プレステージ・カミカツにて

途中でリタイヤしたメンバーも帰りを待っていてくれていました。幸いに擦り傷程度だったので安心しました。

ラファ・プレステージ・カミカツ仲間の応援

ここでも自転車仲間が待っていてくれて、またしても号泣。

ラファ・プレステージ・カミカツの親睦会

この後は温泉に入って、アフターパーティーをしました。各チームが持ち寄った地ビールを飲み、BBQを楽しみながら、他のチームと一緒に次に向けての決意を新たにしました。
ラファ・プレステージ・カミカツありがとう

最終的にコースを最後まで走り切れたのは17チームだったそうです。今回、我がビチクレッタオッチーニは完走出来ませんでしたが、同じメンバーで必ずリベンジしたいと思いました。

 

そして次回のラファ・プレステージは、私がラファのライドに魅了されたキッカケとなり、過去2回の八ヶ岳、諏訪に参加した女性限定のWomen’s Prestige(ウーマンズプレステージ)が6月11日に石川県金沢市で行われます。

 

9月10日には上勝に続くPrestigeが栃木県那須市でも開催決定しています。

 

普段の生活では味わえない感動と喜びを体感できるロードバイクの世界、そして今回のラファ・プレステージ・カミカツ(RaphaPrestigeKamikatsu)のようなレース、大会に仲間と出ることで絆が生まれることを感じました。みなさんも是非、挑戦してみてはいかがでしょうか!