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ロードバイクのサイクルグローブについて
ロードバイクに必要なものというと、まずウェアやシューズを思い浮かべると思います。
しかし、意外と重要なのがグローブです。
人間は転んだ時、反射的に手を出して身体をかばいます。
そのため手はケガのしやすい部位であり、その上、指先のケガは他の個所よりズキズキ痛いです。グローブを着用することで手のケガを防ぎます。
ロードバイクは自分の手で、ブレーキをかけなければなりません。
寒さで手がかじかんでは、ブレーキをかけられないという状況は非常に危険です。
逆に夏場は、汗で滑ってしまうこともあるので、グローブを付けることでブレーキ操作のミス防ぎます。
値段を知る|ロードバイクグローブ
(パールイズミ)PEARL IZUMI 463 ルミナスウィンターグローブ 463 1 ブラック
グローブの値段は、1千円以下から2万円近いものまで様々です。「手袋でこんな値段がするの!?」と驚くかもしれませんが、ホームセンターなどに売っている安い厚めの手袋で代用することはオススメしません。
普通の手袋ではすぐ穴が開いたり、駄目になってしまい、何度も買い直すことになり、結果的にロードバイク専用の手袋を買うより高くついてしまうこともあります。
値段に驚いた人に追い打ちをかけるようですが、グローブには夏用、冬用があります。
通気性を重視した夏用、暖かさを重視した冬用です。夏用のグローブに重ね付けして冬も対応できるグローブもありますが、2個買うことに変わりはありません。
「2つも買わなきゃいけないのかぁ」と思われた方、その2回の買い物で失敗しないためのポイントを教えます!
サイズを知る|ロードバイクグローブ

グローブにも、S,M,Lとサイズがあります
グローブにも、洋服と同じようにサイズがあります。一般的にはS、M、L、XLがあります。
グローブの大きさは、手のどの部分でサイズが決まるのでしょうか。
大手メーカーのPEARL IZUMI(パール イズミ)が定義している採寸の仕方では、平らにした親指以外の指付け根の関節部分の周囲長でサイズを決めます。
冬用グローブの選び方|2つのポイント
- 手首のフィット感
- 保温性
1、手首のフィット感
グローブの手首部分が窄まって(すぼまって)いて自分の手首にフィットするかを確認しましょう。手首とグローブに隙間があると体感温度がだいぶ違います。
手首部分がマジックテープだと尚良いです!すぼまっていても使い続けると伸びてきてしまうので、マジックテープなら安心です。

手首部分がマジックテープになっているグローブ
2、保温性
グローブのメーカーによっては、独自の推奨温度を設けているところもあります。「これは〇℃向けです」というように推奨温度を教えてくれるのです。
表記のない商品でも、店員さんに聞いたり、ネットで調べたりすると、対応温度がわかります。行き先や時期に合ったグローブを探してください。
夏用グローブの選び方|2つのポイント
- 日焼け(UV)対策できているか
- 吸収性、速乾性が良いか
1、日焼け(UV)対策できているか
夏用グローブで大切なのは日焼け(UV)対策です。
夏場に長時間ロードバイクに乗っていると日焼けします。そのためUVカット機能のあるグローブや、日焼け跡が付かないように手首部分を長くしたグローブもあります。
通気性を重視した指切りタイプのグローブでは、日焼け跡がつくので注意が必要です。
2、吸収性、速乾性が良いか
暑い夏場にわざわざグローブを付ける理由は、UV対策の他に滑り止め効果があります。
ロードバイクは大量に汗をかくスポーツなので、汗で手が滑ってブレーキがかけられないとなれば、大事故につながります。汗をかいたり、それをグローブでぬぐった時、汗の吸い取りが良いかどうか、その後すぐ乾くかどうかが重要です。
まとめ
ロードバイク用のグローブは、注意しなければならない点が多くあって驚きました。季節によって使い分けるということも初めて知りました。
ロードバイクはやはりお金のかかるスポーツですが、それ以上の楽しさや達成感があるのだと思います。値段は高くても、安全に楽しむためにもグローブ選びは慎重に行わなければならないと思いました。