初心者でもできる輪行|15分で美しい収納法を伝授

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輪行の魅力について

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「ツーリングの途中に、突然天候が変わったら…。」

 

「膝が痛くなってペダルが踏めない…。」

 

「日が暮れてきたけど、今夜中に帰れるのかなぁ…。」

 

こんな時、「輪行できればなぁ」と思ったこと無いでしょうか?

 

「でも、輪行は難しそうだしなぁ」と、尻込みしている方の為に輪行のやり方を紹介します。輪行は、天候不順やトラブルなど後向きの理由だけではありません。「温泉で湯船につかってのんびり」なんてことも輪行さえできれば実現可能です。

 

輪行することで、体力のない方でも行動範囲が広がります。1泊のところも、輪行なら日帰りOKになることもあります。輪行のやり方を覚え、速く美しく収納できる輪行をマスターして、上級サイクリストへの階段を一段上がってみませんか?

 

①輪行袋を広げる

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まずやるべきことは、場所の確保です。理想は通行の邪魔にならず、明るくキレイなところです。もし改札付近で見つからない場合はしばらく歩くことになりますが、落ちついて作業のできる場所を見つけてください。

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今回は、前後輪外すタイプのオーストリッチ ロード520の輪行袋を使用します。

まず袋をファスナー全開で広げます。

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袋の中には写真のエンド金具のほか、ストラップ類が入っています。

 

②車輪を外す

普通は最初にペダルを外しますが、今回は袋に余裕がある為、ペダルは外さずに進めます。(大きめの輪行袋を選ぶと作業が捗りますよ。)

 

前後輪どちらから外しても構いませんが、コンクリや砂利の上でバラすケースがほとんどなので、傷の付きにくい後輪から外す方法をご紹介します。

 

前後輪のホイールの外し方はこちらも参考にしてください

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まずは、ブレーキのリリースレバーを緩めます。このレバーを開放するとブレーキキャリパーが広がり、ホイールを外しやすくなります。

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次にホイール横のクイックリリースレバーを起こし、反対側も持ちながらある程度回し、フォークを上にあげると取れます。

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ホイールを再装着する際クイックを戻し忘れると、ブレーキの効きが甘くなり危険ですので要注意です。

後輪を外すコツが写真のように、変速機とチェーンをあいている手で回避させます

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次は、前輪を外しますが外す前に写真のように車体をひっくり返します。

前輪は脱落防止のツメがついているものが多いため、思ってる以上に緩めないと外れません。

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ホイールのクイックシャフトを外します。

クイックシャフトのタケノコの向きに注意してください。

 

③クランクを固定する

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次は、クランクをストラップを使って固定します。移動中にチェーンが暴れないようにするために行います。

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固定位置はチェーンステーと平行にすると美しく、コンパクトになります。この車体は、ノンドライブ側にケイデンスセンサーが付いていた為、ドライブ側(チェーンリング側)を固定しました。一般的にはチェーンのないノンドライブ側固定がよろしいかと思われます。

 

④エンド金具をつける

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ホイールを外した後の自転車は、パーツが剥き出しで、無防備な状態です。パーツを痛めるだけでなく、フレームを痛める可能性も高くなります。そこで、必要なのが、エンド金具を使用します

 

リア・ディレイラーの保護、エンド幅の保持、フレームを歪みにくくする大事な役割があります。

組み立てが必要なリアエンドからご説明します。

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開いてクイックステーを通します。

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クイックステーを通しながら、シャフトに通していきます。

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この時、「タケノコばね」(以下、タケノコといいます)の向きに注意してください。

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無事、貫通しました。「タケノコ」は、左右とも、らせんの細いほうが内向きになるよう(写真)につけて下さい。

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リア用のエンド金具は、リアディレイラーのバンパーガードの役割も果たすので、その目的に沿う向きでクイックを固定します。袋の図がわかりやすいので、アップします。フロント用の金具もリアと同じように差し込みます。

 

⑤ハンドルを固定する

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次は、ハンドルを緩めて、フレーム(前三角)の中にいれてコンパクトに固定します。ロードレーサーのハンドル幅は400mm前後ありますので、意外に袋に入りきらないことがあります。

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上の写真の流れで、ステムのハンドル固定を緩めて、ハンドルを切り、フレームの中(前三角の中)に入れます。

ハンドルのアーチ部でフレームをフックして緩めに固定すると、ハンドルが固定できます。

 

面倒であれば、ハンドルを切った状態でストラップで固定も”アリ”ですが、コンパクトといいう面では、写真のようにした方が小さくなります。

 

※これでも入らないケースは、「ハンドルを外す」しかありませんが、ケーブルやコード類が多く配線されているので、トラブル防止のためにも避けたいです。

 

⑥収納する

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リアエンドの位置

520は、収納する際の位置が図解されているので、理解しやすいです。

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サドルの位置

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全体

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定位置に立てられたら袋を引き上げ、ファスナーをある程度閉めて(ホイールが入れられる程度、口を開けておく)、輪行袋を袋状にします。

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この520は優れもので、両サイドに車輪を入れるようにポケットが付いていますので、車輪を片側づつ入れます。

輪行袋,ホイール,入れ方かなり深い、カンガルーポケットが付いていて、保護や固定しなくて済むので、とても助かります。

外したクイックを、袋やケースに入れて、輪行袋の中に入れます。

 

⑦ストラップをつける

 

車体を収納したら、入れ忘れ、落とし物がないか周囲を確認してください。

次に、持ち運び用にストラップを装着します。

ストラップは、動かない部分(フレームなど)に結び付けます。

カラビナ側から装着し、袋の穴に通します。輪行,コツ,遠出,電車

反対側は長さの調節ができるようになっていますので、適当な長さで結びつけます。輪行,時間,方法

こちらは通す穴がないので、ファスナーの隙間から出します。

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実際に担いでみて、ベルトの長さや袋内の固定状況に不具合がないか確認します。

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問題がなければ、以上で終了です。

 

輪行のポイント

  1. 事前練習 → 現場で慌てないように、流れを体得するまで練習する。
  2. 輪行袋は大きめを選ぶ → バラす部分が少なくて済む。
  3. ポジション、長さ、高さのマーキング →外した部品、緩めた部分の復元の為に…
  4. 時間に余裕を持って行動 → 確認作業を怠らない。(置き忘れ防止) 走らない。(転倒、他人とぶつかる等)
  5. 周囲に気配りを怠らない → たまたま同乗した他人にとっては邪魔なモノでしかないことを肝に命ぜよ。

 

今回は、ざっと基本的な収納の流れをご紹介しました。いかがだったでしょうか?

 

一部には「先人の知恵」とでもいうべきマニアックな技もありましたね。 でも、思っていたより難しくなかったのでは?次回は、手も袋も汚さない、スマートな収納方法をご紹介させていただきたいと思います。ご期待ください。

 

今回使用したおすすめ輪行袋

 

OSTRICH(オーストリッチ) 輪行袋 [ロード520] ブラック